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採用ご担当者様

現場の「楽しい」を読者と共有するオウンドメディアを展開

- 株式会社LIG

Web制作に関わるコンテンツをメインに、Lifeにまつわるものはなんでも情報発信するというスタンスで、オウンドメディアを展開。ユニークな連載記事で人気を博し、インターネットにおける絶大な発信力を誇る株式会社LIG。

「仕事は人生そのもの。楽しくなければ意味がない!」

月間PV数は600万、多くのファンを獲得した「LIGブログ」の仕掛け人である吉原氏はこう言い切る。「Life is Good」な会社づくりの源泉と実践を伺うとともに、発信し続けることの意味をじっくりと語っていただいた。


「Life is Good」な会社づくり

どうしたら面白くなるかを常に考える 社風のルーツ

LIGという社名は「Life is Good」というビジョンからきています。LifeをGoodにするためには自分がわくわくしていなければならない、周囲を巻き込まなければならないという理念、社風を持っています。 生きている限り仕事をするでしょう。でも「生きていくために仕事をする」「稼ぐために仕事をする」というだけではなく、どうせやるのならば、それは楽しい方がいいという考え方をします。仕事とは人生そのものだと思っていますから。

ルールに縛られるのは苦手ですし、きちんとやりなさいと言われることも苦手。だからきちんとやらなくてはならないことを、いかに、どうしたら面白くなるかを常に考える。これが私の仕事の源泉ですね。それをずっと創業当時からやっているだけです。 本質的なところは創業時から変わっていません。というのも、私自身に裏表がないというか、裏がつくれないから(笑) ありのままでやっていきたいです。

私の起業のエピソードを言えば、積極的な起業ではありませんでした。23歳までずっとフリーター。学歴はありませんが自由に生きていました。その後、会社員を2年間だけ経験していて、Webデザイナーとして就職しました。2年間でWebデザインの技術を一通り身につけ、その会社で学ぶことが無くなってしまったため、キャリアアップすべく転職活動をしたのです。ところがどこも雇ってくれませんでした。それなら自分でやるか、と考えた。これが始まりです。 だから何か壮大な夢があったとか、社会的課題を解決するためのスタートではありませんでした。普通、会社を作って経営していくならば、企業家として、経営者として、事業戦略や社会貢献がある。それをわかりやすい目標として、社員がそこに向かっていくと思います。でも私は数字や目標を決めることが今でも苦手です。性に合っていないと感じますね。一番得意なことは、「なんだか楽しい」そんな雰囲気をつくり出すこと。それが好きなことです。直接利益にならないことの費用対効果を聞かれると説明できません。でも間違いなくそれをやった方が楽しいし、ワクワクするじゃないか、ということは言い切れます。楽しくなければ意味がない。そもそもずっと子どもの頃からそんな感じの性格ですので、周りに理解してもらってからでなければ動けないなんてことはありません。でも結果は出そうとやってきました。

「わくわくをつくる」や「ファンをつくる」なんて表現をよくしますが、自分たちが楽しんでやっているのであれば、それを見て「いいな」とか、「うらやましいな」とか、「一緒に何かしたい」と思ってくれる人が増えていく。この共感こそが最高の営業だと思っています。

わくわくを広げる社風の醸成

「LIGブログ」過去人気記事より抜粋


とはいえど、たとえば、今では多くのファンを持つ「LIGブログ」の立ち上げも最初から順調だったわけではありません。発信の意味を当時の社員たちが理解してくれるまでには、実は結構な時間を要しました。今の社員たちは、元々LIGのファンだった人たちですので、社風面での衝突はありません。でも当時は、基盤となる社風をつくる時期。LIGでブログを創ろうと言ったとき、一体何の意味があるのだろう、という反応もありました。技術情報を発信するというのは、みんなにとってわかりやすい。でも、我々は相当ユニークというか、変なことも発信していますよね。世の中にブログを事業としてやっている人がいない中で、その費用対効果など誰にもわかりませんでした。「このブログをやって、一体何になるのか説明してください。」 そう言われても説明できないまま、それでも自分が率先して創っていきました。その結果としてLIGのファンが増え、「ブログ、よく見てますよ」「LIGが好きです」と言ってくれる声が社外から圧倒的に増えたいま、このブログの発信には意味があったのだと理解と共感が得られています。社員のみんなにわかってもらうまでは非常に苦労したものです。

自分たちが楽しむための空間をつくり出す -モノとしての環境

共感をつくるためには、社内の人がまず仕事を楽しまなければいけません。そのためには空間ひとつとっても楽しくなければならない。我々はそのためのサポートや、楽しめる環境の土台を用意することができます。でも「こんなものを用意しましたよ!買いましたよ!社員たちどうですか!使ってください!」なんてやり方ではよくありません。遊ぶことや楽しいことというのは、基本的に自発的にやるものが楽しい。「楽しい」って押し付けられたら楽しくないですよね。どう楽しんでいくかはみんなに任せるのです。たとえば、今オフィスには沢山の漫画本が置いてあります。しかし会社では一冊も買っていません。はじめは社員が自宅に余っているものを持ち寄り、みんなが最新刊を買い足していくうちに、棚がいっぱいになりました。もし、これがはじめから「全部会社で買い揃えました!みなさんどうぞ!買っておいたので読んでください!」では、きっと楽しくなかったと思います。棚を用意した、ハコはありますよ、あとはみんなが適当に使ってね。このやり方です。これでこの棚が漫画で埋まったのであれば、そこにニーズがあったわけです。みんなが自主的にやったことですから。


社内のキッチンについても同様です。初めの頃は私が一生懸命料理をして、みんなに振る舞うことで使い方を教えました。それでみんなが自然に使うようになったので、私はもう何もやらなくなりましたね。今ではキッチンという空間があることで、料理のイベントをやったり、定期的に飲み会を開いたり、クライアントさんとの打ち上げなんかにも使われるようになりました。

誕生日を祝うことをとってもそうです。語弊があるといけませんが、記念日にはあまり興味がありません。例えば会社が10期目という認識はありますが、自分がいつ起業したのかあまり記憶にありません。でも祝うことは大好きですから、そんな環境づくりをしています。毎朝、朝礼で誕生日の社員がいればみんなで祝います。その方が会社としてハッピーですよね。私自身がみんなのために細かく動いてやれるかといえば、やれません。でも、みんなでハッピーにやっていきましょう、という雰囲気が既にできあがっているのです。

つまり、重要なのは自主性です。自然発生的な楽しさをどう醸成してあげるか、どう許容してあげるかがキーになります。



自分たちが楽しむための空間をつくり出す -人としての環境

人数が増えていくにつれて組織の在り方というものは変わっていきます。まずは「5人」がひとつ目の壁でした。5人までの組織はひとつのテーブルで食事をし、同じ話題を全員で盛り上がることができます。関わる時間が濃いため、社長の考え方も社員にわかりやすい。特にマネジメントは必要なく、文化も作りやすいです。これが6人になってしまうと、同じテーブルで食事をとっても話題が2つになってしまうため、それを共有するという時間が必要になっていくでしょう。こうして増えていったときに、組織として次なる壁は「30人」だと考えます。30人になると目を配れない社員が増えてくる。一緒に食事もできない。その当時、飲み会を積極的にやったものの、その席でも声が届かないと感じました。学校は1クラス30人程度に抑えられていますが、恐らく組織を適切にマネジメントするならば、ひとりで見られる限界値が30なのでしょう。そのあたりからきちんと役職をつくり、リーダーをつくり、マネージャーを置き、少しずつ組織が出来上がっていきました。今、100人規模になっています。今後更に組織を整えなければならないため、今はこの「100人」が、壁だと考えています。

文化でいうと、初めの頃にいたメンバーというのは、すごく牧歌的で家族的な時代を経験している人たちです。組織が大きくなることで、昔のほうがよかったという話はよく出ます。でも、これはどの組織でも成長している限りは絶対に出る声です。昔がよかった、以前の方がよかったという感情。ただ、経営者として、その意見を汲み取って昔に戻すかといえば、その選択肢は有り得ません。我々は企業として、成長し、拡大していくことを選んでいるからです。そうすると辞めていく社員もいました。初めの頃はものすごく悩みましたけれど、今ついてきてくれて、前を向いてやっていこうと言ってくれる社員のみんなの方を、経営者は向かなければなりません。

「楽しい」を発信することで、ファンを採用する

採用における発信の意味 「ファンをつくる」とは

共感こそが最高の営業だと言いましたが、採用についても同様です。「うちで働かない?」とスカウトするより、「働きたいです」と来てくれるようにする。そのためにはどうすればいいのか。それは「ファンをつくる」ことです。応募してくれる人が「LIGのファンなんです、昔から大好きです!」なんて言ってくれることに大きな幸せを感じます。「この業界に興味があります」という言葉はよくあるでしょうが、「おたくの会社のファンなんです」なんてなかなか聞くことができない言葉です。これこそが最高の褒め言葉だと思っています。では「ファンをつくる」には、何をすればいいのか。それは、自分自身が全力で楽しみ、それを紹介することです。 どの会社にも何らかの「楽しい」はあるはずです。ところが世の中の多くの会社は、ファンだと言ってもらえずに、人材の獲得に困っています。中小企業では大半がそうでしょう。「楽しい」を紹介すること、発信を続けられるかどうかが、なかなか難しいところだと思いますが、私はそこをすごく大事にしています。

LIGの採用 明文化できない「らしさ」でのマッチング

採用のポイントは、インスピレーション。「LIGらしさ」があるか。今いる社員の中に、その人がポンと入ったイメージが湧くかどうかです。特に私が担当する最終面接では、仲良くやれそうか、雰囲気が合うか、すごく直観的な部分のみで見ています。「LIGらしさ」とは数値化、言語化できるものではありません。非常に抽象的ですが、でもなんとなくみんなが感じている雰囲気。その雰囲気こそが、とても重要と思っています。その点で「グーカ」はいいなと思っています。自分自身が転職しようと考えたとして、転職サイトのメタデータばかり見ても会社を比べられません。業績がどうだとか社員数が何人だとか、知りたいのはそういうことではありませんから。フィーリングが合うのかが重要だと考えます。だから「グーカ」のようにフィーリングという切り口で情報が整理されていたら、効果的にマッチング率は上がるのではないでしょうか。LIGは、それをオウンドメディアとして自分たちで発信しています。自分たちの考えや、やっていることを、ただ素直に世の中に言い続けるだけのことです。我々はこういう人間です、こういう組織です、こういう会社ですと。それで好きになってくれたなら、その人とは相性がいいということです。

LIGのこれから 毎日があっという間に、100年200年続く会社

我々のビジョンは、「Life is Good」。全人類70億人のLifeをGoodにしようという超壮大な理念を掲げています。多分、私が生きている間には終わりません。じわぁっと広がっていって、色々なところに色々な「Life is Good」を生むような、そんな会社を目指していますので、100年も200年も続くような組織にしたいです。そのスパンで考えたら、この10年というのは最初の10年。今のメンバーは、最近入った人も含めてごくごく初期のメンバーだということです。LIGという会社はテーマ設定が壮大ですので、これからまた20年30年40年と やっていかなくてはいけません。10年目をひとつ目のステップとして、すぐに次に行かなくては。先は長いです。

創業後、この10年は、あっという間だったと感じます。何でもそうですけれど、楽しんでいると時間は、一瞬、すぐに終わる。つまらなくて苦しい時間だったら長く感じます。そうなのであれば、やはり時間の流れが早い会社にしたいです。1ヵ月があっという間。半年があっという間。1年があっという間。気が付いたらもう3年も5年も経っていた。そんなことがいえるぐらい、仕事や生き方が楽しい会社にしたいですね。

株式会社LIG

社名の由来である「Life is Good」を体現するために、「世界70億人の100年分のLife が Goodになることであれば、ジャンル・場所・手段を選ばず何でもやっている会社」としてその事業は多岐に渡る。
LIGならではのクリエイティブとメディア力を駆使し、Web制作をはじめ、Webサービス、オウンドメディア運用、広告事業、プロモーション事業、ゲストハウス事業、コワーキングスペース事業、アウトドア事業等を展開。

吉原 ゴウ    Go Yoshiwara

<プロフィール>
吉原 ゴウ(よしわら ごう)
1982年 4月14日 長野県生まれ、台東区在住。
株式会社LIGの代表取締役社長。中学校を卒業後、農家、カヤックインストラクター、雀荘、アダルトショップ店員を経て、ウェブデザイナーに。その後独立し、2007年に株式会社アストロデオを設立。2012年に株式会社LIGと合併し現職。